副業必須の理由【その3】中高年サラリーマンの副業増加で競合拡大

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前回は、『副業必須の理由【その2】サラリーマンはすでに絶滅危惧種』を紹介した。

 

以下は、前回の主要キーワード

  • 働かないおじさん
  • 40歳代強制定年
  • 中小企業の大廃業
  • 新卒採用激減と就職難

サラリーマン副業禁止の解禁は、厚生労働省のガイドライン改正に伴い企業にも急拡大している。

「厚生労働省」副業・兼業の促進に関するガイドライン

 

2020年現在、まだ半数以上の企業は副業を認可・解禁していないが、いずれは違法行為同然とも揶揄(やゆ)されるだろう。

今回は、急増している中高年サラリーマンの副業動機と比率、職種と収入調査。
それに伴う競合拡大という問題も予測した。

 

 

サラリーマンだけではなく、学生や自営業者さんも副業・複業のスタートラインに立てるきっかけになれば幸いです。

 

 

中高年サラリーマンの副業の動機、比率、内容、収入は?

中高年サラリーマンの副業増加は、新型コロナ感染以前から始まっていて、すでに2019年から増加傾向にある。

コロナ過は、それに追い討ちをかけただけ。

主題の『中高年サラリーマンの副業増加で競合拡大』の前に、先ずは中高年サラリーマンの副業の動機、比率、内容、収入を紹介する。

 

中高年サラリーマンの副業動機と比率

 

【一部引用】日本経済新聞2020.08.14
クラウドソーシング大手の調査結果
副業者のうち約3割は、「新型コロナウイルスの感染拡大が始まった2月以降に副業を始めた」。
そのうち約3割が役職(管理職)で本業は、コンサルタントやマーケターという傾向が見られた。

 

 

とあるが、新型コロナウイルスが大きな要因ではなく、以前から考えていたものと推察する。

 

あきらかに、前々回の記事『副業必須の理由【その1】日本型雇用システム大崩壊と無くなる仕事』の内容に沿う危機感によるものと考えられる。

 

企業のメンバーシップ型からジョブ型雇用への転換が最大の要因。

 

2月以降に副業を始めた志望動機と比率を見る

1. サラリーマンの収入減少:約15%。
2. 自己のスキルアップ:約9%。
3. 1社で働くの不安約:約8%。
4. 経済面不安:約7%。
5. 新たな挑戦をしたい:約6%。

残り56%は不明だが、沈黙しているのはやはり収入面が主な要因だろう。

 

【一部引用】MMD研究所
新型コロナウイルス感染症の影響による今後の生活質問では、「今後の生活に不安を感じる」が76.8%。

 

副業を始めたこの方たちは先見の明があるかどうかは分からないが、いみじくも、この記事を書いている2020年10月7日。

「みずほフィナンシャルグループ」が希望する社員を対象に、週休3~4日制度を12月に導入する方針を公表。

基本給は週休3日で従来の約80%、週休4日で約60%程度になる。

 

新たなリストラ戦略?社員さんが会社に残るなら副業(複業)を認可してほしいですね。

 

中高年サラリーマンの副業職種と収入は?

この調査は、20~59歳台の副業職種

【一部引用】MMD研究所
1. フリマアプリ(メルカリ・ラクマなど)」:33.6%。
2. 投資(株・債権・投資信託):29.2%。
3. クラウドソーシング:16.8%。

 

とくにクラウドソーシングは人手不足

  • 高度なライティング
  • WEB制作(ワードプレス構築)
  • プログラミング(高額収入)
  • アニメ制作
  • 動画制作

など

 

人気が有ってSNSなど需要高いもの
動画広告用の漫画制作や動画編集(比較的高単価)
悩み相談(比較的高単価)

 

その他アフィリエイトを始めた人も多いが、高難度でハードルは高い。

 

収入については、職種と経験、稼働時間ごとに違うが、ライティングを例にあげれば1~10万円/月が目安。

 

ライティングでスキルアップできれば、アフィリエイトにつながる。
難易度は高く、最初は苦労するが、当たれば半端ない。
ほぼ不労所得で「人生大逆転」。

  • 高級新車など半年で買える。
  • 不労所得なので、いつでも旅行に行ける。
  • 家のローンなど数年で返済できる。
  • 正しいやり方を続ければさらに稼げて安定収入になる。

 

アフィリエイトとは

一言で「提携」。
広告主とあなたが、ASPというプラットフォームを介してオンラインで提携する。
ユーザーがあなたのブログやメルマガなどから商品を購入すると、ASPから報酬がもらえる。
ブログやメルマガなど構築次第で、放置所得が可能になる。

 

アフィリエイト詳細は、当サイトのカテゴリー【アフィリエイト講座】で紹介しています。

 

中高年サラリーマン副業増加による競合拡大

わたしもここまで中高年サラリーマンの副業増加にビックリしている。

 

このまま増加していくと、どんな副業職種でも発生する問題点は競合(ライバル)。

需給バランスにおいて供給側が増加すれば当然競争激化。

 

とくに「個の力」、「スキルアップ」、「顧客からの信頼度とリピート」が必須課題になる。

率直に言えば、「早く始めたものが圧倒的有利」。

 

アフィリエイトは高度な技術を要するようになったが、詳しくは当サイトのカテゴリー【アフィリエイト講座】で紹介しています。

 

苦境に立たされた企業の副業(複業)も増加している

副業という言葉はサラリーマンだけではない。
以前から企業では副業(複業)を行っているが、新型コロナ感染で苦境に立たされた企業の副業(複業)も増加している。

 

銚子電鉄がその代表例。
電車運賃だけでは、会社運営が継続困難。
銚子電鉄の事業内容を調べたら「鉄道事業・食品製造販売事業など」。

「ぬれせんべい」や「まずいぼう」の販売などの副業(複業)で、必死で経営を支えている。

そして、イベント情報や動画案内など良く設計された立派なサイトを運営している。

銚子電鉄サイト⇒https://www.choshi-dentetsu.jp/

 

銚子電鉄に限らず、電車、バス、タクシーなども昔から副業(複業)をしている。
社内のいたるところに動画や紙媒体広告。

山手線は車体(外)にも広告貼ってますね。

 

タクシー会社では、「食材デリバリー」や「お墓参り代行」。

ドラッグストアーでは、本業の「医薬品」以外に、「化粧品・日常品・食品など」。

 

われわれ一般サラリーマンや自営業者も参考にしよう。

 

サラリーマンはいつ辞めたほうがよい?

どうしても早く辞めたければ、わたしの失敗経験より、
こつこつスキルアップして「個の力」を蓄え、IT環境を十分整え、稼げるようになってから辞めることをオススメする。

 

わたしは44歳で大企業をリストラされたが、2,000万円の退職金などあっという間に無くなった。
十分なキャリアアップをおこたったからである。

 

その後、食いつなぐためにやりたくない仕事をたくさんした。

 

「一念発起」とか理想の精神論や夢だけ追いかけると高確率で失敗する。
ほとんどの人は食えなくなり、また会社に戻る。

 

オラウンターンの実話

あるオーストラリアの動物園でオラウンターンを野生に戻した。
野生生活の訓練は十分行った。
しかし数日後、飢えたオラウンターンは動物園に戻ってきた。
原因は、「人間からエサをもらうのが当たり前」になっていた。

 

副業から複業へ進化しよう

以前述べたが、複業とは「複数の全てを行っているのではなく、本業として持っていること」。

最近はパラレルワークとも言われている。

 

多くのことに興味を持ちチャレンジする人の成功率は高い。

一番重要なのは、好きなことをたくさんやる。

 

「好きなことがない」という人もいるが、そんなことはない。

「好きでないこと」も一生懸命やるうちに「好きになる」。

 

しかし、その中で稼がなくてはならない。

当サイトでは、これから多くの副業(複業)を紹介していく。

 

ちなみに欧米など「ジョブ型雇用システム」社会では、ほとんどの人が複数の仕事を持つのが常識です。

2022年、日本も「ジョブ型雇用システム」に変わってきていますね。

 

『副業必須の理由【その3】中高年サラリーマンの副業増加で競合拡大』まとめ

1.  中高年サラリーマンの副業増加は、別記事『日本型雇用システム大崩壊と無くなる仕事』の内容に沿う危機感が大きな要因と推察。

2.  副業比率は、クラウドソーシング大手に登録された副業者約3割のうち、役職(管理職)が多い。

3.  副業収入は、ライティングを例にあげれば1~10万円/月が目安。

4.  中高年サラリーマンの副業増加で競合になる。

5.  複業とは「複数の全てを行っているのではなく、本業として持っていること」。

 

次回からは、本格的に副業の種類を中心にお伝えします。

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